爪水虫

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ジェルネイルをするにも爪の水虫を知っておこう

爪の水虫というのは白癬菌というカビの一種が引き起こす感染症の一つです。
白癬菌は皮膚の角層、爪、髪の毛などをつくっているケラチンというタンパク質を栄養にして生きており、この白癬菌が爪に侵入して爪の水虫を引き起こしてしまうのです。足につくと水虫、爪に侵入すれば爪白癬(爪の水虫)。からだにつくと体部白癬(タムシ、ゼニタムシ)、頭につくと頭部白癬(シラクモ)、股につくと股部白癬(インキンタムシ)となるので爪だけの病気というわけではありません。
痛みやかゆみがなくても、爪が白く濁ったり、分厚くなったり変形していたら爪の中に白癬菌が潜んで活発に繁殖している可能性があるそうです。
爪水虫(爪白癬)は、身近な人にうつしやすい感染症です。多くが家族間での感染が多いそうで、浴室のマットなどから家族へと菌が移ることもあり、身内の誰かが感染しているならば早めの通院が重要になります。
爪白癬にかかった爪というのは、常にまわりに菌をばらまいています。こうして自分の水虫を治りにくくしたり、家族や友人など身近にいる人にうつしてしまう可能性が生まれてきます。自分だけの問題ではなくなるので家族のことを思うなら、早めに皮膚科に行くことが大事になります。治療しない限り、周りの人への感染を絶ち切ることはできません。
爪は硬く、白癬菌はその奥深く潜んでいるので、市販の塗り薬やスプレーだけではなかなか爪の中まで浸透しにくく、白癬菌まで有効成分が届かないこともあるそうです。
お医者さんでは爪白癬の治療には主に飲み薬が使われます。飲み薬は血流にのって爪まで運ばれ、身体の中から白癬菌に作用して死滅させる効果があります。お薬の服用期間は手の爪で3~6ヶ月、足の爪で6~10ヶ月ほど。新しい爪に生え替わりながら、ゆっくりと治っていきます。
確かにジェルネイルは素敵な趣味になるのですが、清潔にしていないとこういった病気にもなりかねません。家族に移したり、友人に移したりする可能性がある以上、こういった自覚が出てきたなら早めに病院にいきましょうね♪

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